客席照明の設置

客席照明の取付

 

照明の取付方法についてはずいぶん頭を悩ませました。各テーブルやカウンター席ごとに小さな照明をつけることをイメージしていたのですが、天井からどうやってつるせばよいのか??? 天井板がとても良い板でできていて、穴をあけたり釘をうったりしてきれいに仕上げらるとは思えず、、、。時間をかけて熟考した結果、新しく梁を渡して、梁にダクトレールをとりつけることにしました。我ながらうまくいったと言うか、照明がとりついた時には充実感で満たされました。

 

こちらは、照明を取り付けた写真です。少しレトロな感じの照明を選びました。

取付はダクトレールにしてあるので、照明の位置は割と自由に変更できます。

せっかく梁を渡すので、配線は梁の上を通して配線が見えないようにしようと考えました。古民家のリノベで梁に配線が這わせてあるのをよく見かけますが、あまりきれいじゃないなと思い、、、小さなこだわりですね。

梁の上を通すために、梁に溝加工しました。

溝加工はだいぶ難しかったですが、手順は下記で実施しました。

まずは、丸鋸で切れ目を入れて、ノミで削りました。溝加工はトリマーという工具があれば簡単にできたと思いますが、この時はトリマーがなくて、試行錯誤しながら加工しました。(汗)

丸鋸の座をあてるために、ある程度木の幅が太くないといけないのですが今回は細い木の加工になります。そこで、3本の木を並べてクランプして、丸鋸で切れ目を入れていきました。

残った部分をノミでバリバリ削り落としていきました。

場所によっては失敗して溝幅が太くなってしまった部分もありましたが、下から見たときに線がみえないようにすることができました。

こちらが配線を通した状態です。