トイレのリフォーム

トイレのリフォーム

 

かなり作業が大変で時間がかかりましたが、何とか完了しました。元のトイレは壁と床がタイル地でだったのですが、壁は壁紙をはり、床にはクッションシートをはりました。

洗面台は信楽の陶器市で購入した洗面ボールを使用しました。水栓はセンサー式の自動水栓にしました。

露出している木は黒っぽいオイルステイン(エボニーブラック)で色を塗り、壁紙を貼りました。

元の壁がタイル地で、はがすのにかなり苦労しました。ハンマーとタガネで剥がせるのではと甘く見ていたのですが、下地がコンクリートで全然刃が立たず、知り合いにグラインダーを借りてきて、切れ目を入れて、下地のコンクリートごと剥がしていきました。グラインダーで切れ目を入れるのに、すさまじい粉塵が発生して、目の前が一切見えない状態になりなにやら息苦しく・・・。でもやめる訳にはいかないので、粉塵が発生したらトイレの小さい窓から顔を出しながら休憩して何回かに分けて作業しました。

小便器は撤去しました。

 

 

タイルをはがすとこんな感じです。がれきは袋に入れて回収しました。廃棄するのにずいぶんお金がかかりました。

中間の仕切り壁を撤去しました。

途中で全部のタイルをはがすのはとても無理だと判断して、タイルの上から壁をはることにしました。縦に走っている元からあった木に、下地の木を貼っていきました。

そのうえから石膏ボードをはっていきました。

こちらは、タイルを剥がすときに空いた壁の穴を石膏ボードで補修したところです。下半分が石膏ボードです。大まかに形を切り出して、隙間はパテで埋めました。

パテを削って平らにして壁紙はったら、もとの惨状は一切わからなくなりました。

こちらは、タイルを剥がすのをあきらめて、古い壁の上に新しい壁を貼るための下地を作っているところです。下の方に移っている水色のものがタイルです。タイルが出っ張っているところに壁をはっていったので、室内スペースが一回り小さくなってしまいました。ちょっと残念。

夏の暑い日にヘロヘロになりながら、壁紙を貼っていきました。集中力がなくたって何か所か失敗してしまいました。ホームセンターで壁紙に糊をつけてもらったのですが、24時間以内に貼る必要があって、がんばったら夜の11時ころまでかかってしまいました。

トイレタンクの奥は狭くて壁紙が貼れそうになかったので、ベニヤ板に壁紙をはってから壁に貼り付けました。接着固定しましたが、はがれてくるのが心配だったので、念のため上の方にビスを打っておきました。


 

引き戸に鍵を取り付けました。

引き戸側は大径ドリル(ホールソー)で穴をあけて、柱側は手ノミで長方形にくりぬいて、金具を取り付けました。引き戸の厚みがギリギリでしたが、何とか取りつきました。

トイレのリフォームは真夏の作業となってしまい、なかなか大変な作業でしたが、知り合いの方に手伝ってもらったりして、何とかやり切ることができました。

 

キッチンの薄型棚

キッチンの棚製作

壁全面に細長い棚を作りました。元々廊下だったところをキッチンに改造したためスペースが限られていて、壁の一部は障子だったので、棚で完全に覆い隠すようにしました。ホームセンターで安い板(1×4材)を買ってきて組み合わせたのですが、意外に質感が良くて仕上がりに満足しています。

正面から見るとこんな感じです。棚板を全部作るのは大変だったので、ホームセンターで薄い化粧板を買いました。が、この棚板は時間がたつとだんだん反ってきて、失敗しました。あとで補強のリブを入れようと思います。

下の写真は、1×4材の加工中の写真です。

必要な形にカットしたあとに色を塗りました。組み立ててから色を塗るやり方もあると思いますが、先に色を塗ったほうが、なんとなくやりやすいと思います。ただし、ニスを塗ると接着材がつきにくくなるのでご注意を。今回はねじ止めと接着を併用しました。


トリマーという工具で背板をはめ込む部分を削った写真です。↓

トリマーは削ったところにバリが出たり、イメージしていたよりも難しかったです。少し端材とかで練習してから本番加工することをお勧めします。

背板はべニア板に壁紙を貼りました。プリント合板も色々なものが販売されていますが、ホームセンターには幅が狭いものしかなかったので、壁紙方式を採用しました。コストはプリント合板より少し安いですが、大きな差ではなかったです。

壁紙はったところ↓            裏から見たところ↓

 組み立てはクランパーで反りを集成しながら順番に接着材+ビスで固定していきました。木材と木材を接着剤をつけながら並べて、隙間ができたところをクランパーで締めこんで、隙間がなくなったらネジ釘をうっていく、を繰り返しました。

 木材はなるべく反りの少ないものを選んで購入しましたが、それでも木材には反りがあって、並べただけだと隙間だらけでした。が、隙間をなくしながらくっつけていくと、最終的には驚くほど真直ぐな状態になりました。

※これはDIYだからできることがと思います。お金をもらった仕事ならリスクがありすぎて、この方法は採用できないと思います。

 組み立ての手順ですが、各々の側板を作っておいて、あとは現場でくみ上げていきました。やはり隙間ができた部分はクランプで矯正しながらくみ上げていきました。 3セットの棚を別々に作って据え付けるやりかたもあると思いますが、いろいろな場所が微妙に斜めになったりして、各々の棚がピッタリと合わないだろうと思ったからです。結果的には、この方法でとてもうまくいきました。

 

こちらは、棚のカバーになります。土日営業なので、休業日に設置して、地震対策&防虫のために使用します。

 

ステージ

ステージ

ギター等の楽器が演奏できるcafeの開業を目指しているのですが、部屋の一角に小さなステージを作りました。ここで、演奏してもらおうかなと。百均で買ったスポットライトの照明をつけて、ステージ周りを明るくできるようにしました。

色塗ってニスを塗ったら自分が想像していたよりもいい感じに仕上がりました。

 

材料に1×4材を使用したのですが、人が乗ると結構たわむので、中にリブを入れて補強しました。そこそこしっかりしたステージに仕上がりました。

 

業務用冷蔵庫

業務用冷蔵庫の搬入

待ちに待った冷凍冷蔵庫が納品されました。新型コロナによる世界的工業製品不足の影響で、2021年12月に注文したにも関わらず、納品は2022年4月でした。冷蔵庫を据え付けた後に受付カウンタを設置する予定だったのですが、逆になってしまいました。

冷蔵庫が狭い通路を通せるか少し心配でしたが、何とか搬入/据え付けが完了しました。

業務用冷凍冷蔵庫には排水配管がついていて、シンクの排水と合流させることにしたのですが、合流位置までだいぶ距離があって、排水管の傾斜を確保すために冷蔵庫の脚にスペーサをかませてかさ上げしました。

かさ上げのことは考えず、周りの造作物を作ってしまったので、ちょっとしっくりしませんでしたが、配管が詰まってトラブルと大変なので、よしとしました。

水道配管+カウンター製作

水道配管工事→壁貼り→テーブル設置

 

水道とお湯を供給するための配管工事です。

(この工事は知り合いの方に工事をお願いしました)

青い配管が水で赤い配管がお湯になります。

キッチン側はこんな感じです。シンクは3連にして、左から、洗い物用/従業員用手洗い/食品用 となっています。従業員用の手洗いは、衛生面を確保するため指先で操作しなくてもよい、レバー式やセンサー式が必要になります。(保健所指導)

配管工事後に石膏ボードを貼って、壁紙をはりました。

カウンター用テーブルを設置しました。

事前に組んでおいた脚を両サイドに置いただけだと、テーブルがたわむので、中間にサポートを入れました。

これは裏から見たところになります。シンクを並べて3個置きました。

右2個は混合水栓、左端は水の単独水栓になります。

 

 

キッチンパネル貼り

キッチンボード貼り

 

水回りと調理スペースの周囲にキッチンボードを貼りました。キッチンボードは防水性と耐火性を兼ね備えていて、石膏ボードよりもかなり硬い素材でできています。

 

コンセントを設置する場所はあらかじめ切り欠いておいて、ボードを貼り付けてからコンセントを取り付けました。キッチンボードの切り欠きは、得意技の大型カッターナイフを使いました。キッチンボードは硬いのでだいぶ時間はかかりましたが、根気強くカッターナイフで同じ場所をなぞっていけば、貫通可能です。貼り付けにはボード用接着剤を使用しました。

換気扇設置

換気扇配管工事

 

キッチン上部に換気扇を取り付けました。

配管はΦ150の配管とΦ100の配管を組み合わせて使用しました。

換気扇の説明書にはΦ100を使うと風量が落ちるので使用しないでくださいと書いてあったので、念のため風量計算したら、全然問題ありませんでした。配管の長さとか風量とかで結果は変わってくるので、ご注意ください。

※施工される場合は配管との壁との距離が規定されているので注意してください。

 

配管は、フレキシブルに曲げられるものと、固くて曲げられないものがあります。

今回は、見た目がすっきりしそうだったので、固い配管を採用し、どうしてもつなげられないところだけフレキシブル配管を採用しました。

下の写真の部品を3次元的に組み合わせていくのですが、パズルのようで、何回かホームセンターを往復しました。施工はフレキシブルタイプのほうが全然楽だと思います。

配管を短くしたいときは切断するのですが、弓鋸で切断しました。がんばれができますが、グラインダーがあれば楽だったと思います。

 

この部分にクッションフロアをはるのに苦労しました。端切れを配管の周囲に置いて、テープで連結してつくった型をクッションフロアに当てがって、カットする場所に印をつけました。

お客様から見える目立つ場所の配管には色を塗りました。

茶色のスプレーを使用しましたが、配管は銀テープで接続固定して、ビニール袋ですっぽり囲った状態でスプレーして、きれいに仕上がりました。